100%RSPO認定のサステナブルな森林破壊に影響しないパーム油です。
フェレロはパーム油のサプライチェーンが、森林破壊といった環境問題に直面していることを認識しています。そのため、フェレロはパーム油のサステナブルな変革を率先して推進することに尽力しており、100%RSPO認定の分離パーム油サプライチェーンを実現した最初のグローバル企業の1つです。
サステナブルなパーム油
ヌテラ®で使用しているパーム油は、全てサステナブルなパーム油であり、マレーシア(ヌテラ®のパーム油の約80%)、インドネシアにある工場までトレースすることが出来ます。
RSPOは、サステナブルななパーム油を生産するために企業が遵守しなければならない一連の環境的および社会的基準を定めました(Certified Sustainable Palm Oil-CSPO)。これらの基準は、パーム油の栽培においてサステナブルな慣行を実施することを目的としています。
ヌテラ®のパーム油は、認定サプライチェーンからのみ供給されます。さまざまな認定プランテーションから供給され、サプライチェーン全体を通じて認定外のパーム油から分離されています。このシステムにより、パーム油を工場までさかのぼることができ、森林破壊の対象となるプランテーションからのものではないことが保証されます。
RSPOの7つの原則
パーム油業者がRSPOの認定を受けるには、次の7つの原則(RSPO Principles&Criteria 2018アップデート)に準拠する必要があります。
原則 1: 倫理的かつ透明性を持って行動する
原則 2: 合法的に運営し、権利を尊重する
原則 3: 生産性、効率、よい影響、回復力を最適化する
原則 4: コミュニティと人権を尊重し、利益をもたらす
原則 5: 小規模農家の参加を支援する
原則 6: 労働者の権利と条件を尊重する
原則 7: 生態系と環境を保護、強化する。この原則の一部として、基準7.12は、新しい植栽が森林破壊を引き起こさないこと、またはHCV-高保全価値を維持または強化するために必要な領域を侵さない事を規定しています。 HCVは、我々の住む世界の中で非常に重要な生物学的、生態学的、社会的並びに文化的価値です。
詳細については、こちらをご覧ください。
RSPO認証以外の
取り組み
フェレロはRSPO認証以外の取り組みとして、パーム油産業が人類や自然と調和するためのFerrero®パーム油憲章をサプライヤーと共に作成しました。 さらに、サプライチェーンの透明性をさらに高めるために、パーム油を調達している工場やプランテーションに関する最新のトレーサビリティデータを6か月ごとに開示しています。 最新のリリースは、こちらから。
フェレロは、パーム油産業の改善に協力する生産者、製造業者、NGOで構成される団体であるPOIG(Palm Oil Innovation Group)のメンバーでもあります。 詳細については、こちらから。
知っていましたか?
フェレロのパーム油は、認証されていないパーム油と比較して-56%*のGHG排出です。これは、パーム油調達の環境への影響を特定するための2019年のISO14044に完全に準拠した調査の結果です。
*精製、漂白、脱臭(RBD)されたパーム油1kgあたり。
衛星ネットワークによる土地利用の監視
森林破壊の抑制を強化するために、革新的な「スターリングテクノロジー」のようなツールを使用して、パーム油のすべてのサプライチェーンをほぼリアルタイムで監視し、森林破壊がないことを確認しています。高解像度レーダーと光学衛星画像を組み合わせて使用するこのシステムのおかげで、最大1.5メートルの精度で土地利用をマッピングし、潜在的な森林破壊を特定することができます。この架空のケースでは、調査してそれに応じて行動を起こすことができます。
スターリングの地図は、ヤシのプランテーション、自然林、その他の地域を識別します。それでは、このビデオで具体的にどのように機能するかを見てみましょう。
WWFが認めたフェレロの取り組み
フェレロの取り組みは、名高いNGOであるWWFから認められています。世界の企業のサステナブルなパーム油に対する取り組みを評価する「2021年のパーム油購入者スコアカード」で、WWFはフェレロを世界中の227社中第2位(総合評価)に挙げています。24点中21.7点を獲得した製造部門では、フェレロが第1位になりました。パーム油産業におけるサステナビリティに対するフェレロの具体的な取り組みと成果が認められていることを示しており、大きな励みになっています。